深瀬 啓介 (Keisuke Fukase)

宮城県仙台市の画家(Visionary Artist:ビジョナリーアーティスト)。
幼い頃からドリーミング(オーラ)を見る目を持ち、その景色を描きながらドリーミングの研究を行なっている。現在は、ハートの“聖なる場”を通して受け取ったビジョンを描く活動を行なっている。
※ビジョナリー・アーティスト(Visionary Artist)とは『インナービジョン(Inner Vision)』という力を使って描く画家です。
著書:カラーリーディング(文芸社,2010)、ドリーミング・セラピー・カード(ライトワーカー,2019)。
Visionary Artist Keisuke Fukase 深瀬啓介

スピリチュアル・ドリーミング(Spiritual Dreaming)

ある日オーストラリアの旅行から戻った母からアボリジニーの絵をお土産にもらいました。 その絵は私がスピリチュアルな教えを受け取っている「光の人(名前は知らない存在)」が夢で見せてくれた絵と似ていました。

アボリジニーの絵には、木の皮を伸ばしたものに二匹のトカゲが描かれていました。 黒い線のトカゲの体の中には赤色や黄色の点が描かれています。 私にはトカゲの体のエネルギーを表していることが伝わって来ます。 それは単なる模様ではなく、トカゲの体を構成している一つ一つの点にある情報とエネルギーがそこにあるのです。

感動した私はすぐにインナー・ビジョンでオーストラリアのアボリジニーにアクセスしてみました。 すると数名が集まっている映像が見えました。 そして彼らの中の一人がこちらに気づいたように目を向けたのです。

その直後、私の中に彼らと彼らが暮らしている土地やそこにいる生物たちのつながりについての情報が大量に入ってきたのです。 彼らもまた光の人と交信があるようで、光の人のコミュニケーションについても慣れているようです。

光の人のコミュニケーションは言葉を使わず一度に大量の情報を伝えて来ます。 こちらからも言葉を使わず、意志を向けるだけで伝わります。 光の人からの情報を言葉にする時は、今日の朝食を思い出すような感じで言葉にします。

アボリジニーは、オーラの無数の輝く光の粒を霧のようだと思っていますし、偉大な光の人は雲のようだと思っているようです。 大地のエネルギーは現代人には見えないようだけれど、彼らはそれを見ていますし、感じていますし、そのエネルギーを利用してもいます。

大地とそこに住む動物たちは同じエネルギーを介してつながっていますし、そのエネルギーのつながりをたどって行くと人間にも光の人にもつながっているのです。

これは言葉で説明するととても難しくなりそうですが、とても単純で当たり前のことです。 短く表現すると「情報とエネルギーと意識は分離していない」ということと、 「世界が作られた時から今までも分離していない」という感じです。

私はかつて光の人が教えてくれていたことに似ていると知ってアボリジニーに興味を持ちました。 そして、「情報とエネルギーと意識の一体性」のことを彼らの哲学を英訳した言葉の“ドリーミング”と呼ぶことにしたのです。

ドリームというのは夢のことですが、それは夜に見る夢のことだけではなくて、起きている時に見ているこの世界そのもののことを指します。 つまり、夢を見ているのはここにいる意識であって、この世界は見ている夢のようなものだという意味で“ドリーミング”なのです。

ドリーミングは「情報とエネルギーと意識」の一体性のことで、そのようにこの世界を捉えるという視点なのです。

スピリチュアル・ドリーミングというのは霊的なドリーミングのことで、それは光の人さえも超えた“大いなる作用”の神聖な情報です。“大いなる作用”のことを私は単に「ガイド」と呼んでいますが、それは分離していないので“誰か”という概念に当てはまりません。ガイドというのは誰でもない「源」の全一性の作用のことです。

この世界のドリーミングが「情報とエネルギーと意識」であるのに対してスピリチュアル・ドリーミングは「愛と命と光」になります。 インナービジョンで観察して描いたオーラや、スピリチュアルビジョンで描かれた様々な風景を通して、多くの人に肉眼を超えた世界を紹介できたらと思います。

ビジョナリー・アート(Visionary art)について

スピリチュアル・ドリーミング・アート Spiritual Dreaming ビジョナリー・アート(Visionary art)は内面的な世界を視覚化したアートです。内面的な世界は三つの視覚で見られます。

一つ目は日常の世界に縛られない心の中の直感的で自由なイメージです。これは瞑想や夢の中などで受け取ったイメージを描いたものです。愛に溢れた光の絵を描くこともあれば、恐ろしい闇の絵を描くこともあります。エイリアンの画家であるH・R・ギーガー(Hans Ruedi Giger)が有名です。

二つ目は「第三の目」であるインナービジョン(内的視覚)です。これは超能力のような視覚で、オーラを描いたり目を閉じると見えるスクリーンに映し出されている図形や景色を描く方法です。アレックス・グレイ(Alex Grey)が有名です。

瞑想や夢の中のイメージは無意識的な妄想であり、そこには本人の心理不安や願望などが大きく影響します。一方インナービジョンは自分が知っていることを超えた明晰な景色が描かれます。行ったことのない遠方の景色、知らない人の心の中の情報、さまざまなエネルギー体の姿とメッセージ、過去や未来…など、透視や千里眼やサイコメトリーなどとも呼ばれています。霊視と表現している人の多くはインナービジョンのようです。幼い頃からこの視覚を使っている人は日常的にオーラを見ていますが、大きくなってから訓練して見えるようになる人もいます。実は最近多くの人がこの力に目覚め始めているようです。

そして三つ目は奇跡の力であるスピリチュアルビジョン(霊的視覚)です。これは「描き方」ではなく「描かれ方」と表現した方が正確です。なぜなら、スピリチュアルビジョンではほぼ自動書記だからです。描いているのは本人ではなく大いなる霊“ガイド”です。“霊を通して見る”のでスピリチュアルビジョンなのです。

ビジョナリー・アートは“見る”という体験そのものに疑問を投げかけます。
人はどのように“見る”のでしょうか?
水晶体-網膜-視神経-視床-後頭葉…本当にそのように“見る”のでしょうか?
もし脳が受信機だとしたら、何を受信しているのでしょうか?

ビジョナリー・アーティストとなった経緯

 深瀬が5才の頃に抱いた「自分が見ている色は、他の人にも同じような色として見えているのだろうか?」という疑問が今も表現の根底にある。

 大学では自由に色を作り出せるコンピュータグラフィックスに熱中した。パソコンの画面に映し出されている色と実際に印刷した時の色の違いを調整するカラーマネージメントを研究することで、自分が見ている世界も客観的に説明出来るようになるかもしれないという考えがあった。後に認知は人によって違うということに気づき、色再現から認知心理へと興味が移る。

大学在籍中にも何度か絵の展覧会を開催した。この時の作品は、一見すると極彩色の水彩画とそれとは真逆の水墨画だった。深瀬にとってはどちらも“オーラを描いたもの”であったためか、その真の色を“見る”ことが出来た人はいなかった。

 深瀬は40歳までオーラやチャクラの話しをすることはめったになかったが、する時は誤解を招かないよう慎重になっていたため、スピリチュアリティに対して否定的な印象を持たれることが多かった。しかし、そのような“視覚”は小さな頃から普通であったため誤解がないよう慎重になっていただけであった。

MEカラーセラピー 2009年には『見えているものは心の中にある』という考えを基にして、心理分析における自由連想法と自己催眠のイメージ療法を統合した『MEカラーセラピー』を開発する。

MEカラーセラピーでは、「認知は人それぞれであり、そこにはその時のその人の心と体の状態が反映される」ということから、色によるタイプ論を避けて直にその人と向き合い、一緒に癒しの過程を進んで行くプロセス指向のセラピーを重視した。

色占いのように誰でも簡単に楽しめるセラピーではなかったためか一般には浸透することはなかったが、技術と知識を追求するプロのセラピスト達に支持された。

 ある日、カラーセラピーの余談として話した“非物質的な景色”の話しから、目の前の人の気づきが深まるのを体験し、スピリチュアリティを受け入れている相手にのみオーラ視や「ガイド」について話し始めた。後に、「見えている色は、未来予測や病気の治癒といったことよりも、もっとその人の人生にとって重要なテーマを伝えている」という考えを持つようになった。

スピリチュアルアート 2016年、それまで秘密にして来たオーラ視や「ガイド」との交信を公にすることを決心しスピリチュアルなテーマの作品を作り始めた。この時、深瀬は癒しを行う大いなる力のことを「導く意識(Guide)」と表現していたが、現在は単に「ガイド」と表現している。

「絵や写真、音や香りは、まるでラジオの番組を聞くため周波数を合わせるように心の状態を調整する。また、アートに触れると心の中にエネルギーが流れ込みその人の在り方を変えていく。」

現在深瀬は、“見える”情報だけではなく、“見えない”情報とエネルギーも大切に「ガイド」と共に絵を描き続けている。

 その作品には「ガイド」の「愛」が表現され、細部に意味とエネルギーが宿っている。それは、非物質的な景色を“見る”ことができる者が見れば一目瞭然だろう。セラピストやヒーラー達が好むのもそういった理由からなのかもしれない。

深瀬啓介:略歴

  • 1972年8月3日:宮城県仙台市に生まれる。幼少の頃は岩沼市に住んでいた。
  • 1995年:『道都大学美術学部環境造形科』にてDTP・カラーマネージメントの研究を行う。
  • 1996年:大学を卒業後、『専門学校 仙台カレッジオブデザイン』の講師となる。
  • 2000年:グラフィックデザイナーとして独立する。
  • 2004年:mixiにて色彩研究『色いろ』コミュニティを開設この頃会員数約15,000人となる。
  • 2005年:脳科学と心理学を基にした『MEカラーセラピー』を発表する。
  • 2007年:カラー心理セラピー研究のため、『マインドエレメント研究所』を設立する。
  • 2009年:『カラーリーディング(文芸社)』を出版する。
  • 2010年:『キョクナビJOYSOUND』にて色占いゲーム『ライフ・カラー診断』の監督をする。このゲームは全国のカラオケ店のキョクナビJOYSOUND、選曲機器にて3ヶ月間提供された。
  • 2013年:日本カラーホリスティック協会仙台総会にて講演を行う。
  • 2016年:6月14日〜19日仙台「メリラボ」にて個展『スターライト展』を開催する。この時からビジョナリーアーティスト(Visionary Artist)として活動を開始する。
  • 2017年1月12日:泉中央駅2F「アメリ」にて『ドリーミング・メッセージ・アート』を開催する。
  • 2017年6月13日〜18日:仙台「メリラボ」にて個展『神秘の水彩画:ドリーミング展』を開催する。
  • 2018年6月25日〜7月1日:仙台「メリラボ」にて個展『ドリーミング展 2018』を開催する。
  • 2019年:『ドリーミング・セラピー・カード(ライトワーカー)』を出版する。
  • 2019年6月9日〜15日:京都「Star Poets Gallery」にて個展『Spiritual Dreaming』を開催する。